みなさんこんにちは。地震の後は大雪でびっくりしますね。いかがお過ごしでしょうか。

冬は寒さや日照時間の短さから、外出する機会が減りがちです。そんな季節だからこそ、家の中での過ごし方が、心と体のコンディションを大きく左右します。冬のインドア活動は、特別な準備をしなくても始められ、家族でも一人でも楽しめるのが魅力です。今回は、冬をしっかり意識できる「映画」と「読書」を中心に、おすすめの過ごし方をご紹介します。

まず取り入れやすいのが、冬を感じられる映画鑑賞です。雪景色や冬の街並みが描かれた作品は、部屋にいながら季節感を味わえるのが特徴です。家族で楽しむなら、温かい気持ちになれるヒューマンドラマや、世代を問わず楽しめる作品がおすすめ。私は冬の映画といえば未だに『ホーム・アローン』を連想します。クリスマスを舞台にした心温まるコメディ映画で、家族全員で楽しめます。冬の雰囲気が漂い、家で過ごす楽しい時間や絆が描かれており、寒い季節にぴったりの作品です。

一方、一人で観る場合は、静かな冬の雰囲気を楽しめる映画を選ぶと、心が落ち着きます。例えば、『アメリ』（2001年）は、パリの冬の風景が美しく描かれ、主人公アメリの温かな心の交流を見守る心地よい映画です。冷たい季節にぴったりの、ほっこりとした余韻が残る作品です。

次におすすめしたいのが、冬の読書時間です。寒い季節は自然と家にいる時間が長くなるため、本と向き合うには最適な時期と言えます。冬を舞台にした小説や、心が整うエッセイは、静かな夜にぴったりです。例えば、村上春樹の『ノルウェイの森』は、冬の冷たい風景の中で進む感情の葛藤が描かれており、冬に読みたい一冊です。雪や冷気が物語の重要な要素として組み込まれているため、寒い季節にぴったりな作品です。温かい飲み物を用意し、スマートフォンから少し距離を置いて読むことで、気持ちがリセットされやすくなります。

寒い季節だからこそ、家の中で心と体を温める時間を大切にし、自分や家族に合った冬の楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。