夏はアイス。夏以外もアイス。

こんにちは、「アリゾナワード事件」の容疑者らしき人です。
暑いですね。暑いといえば冷たいスイーツ、いわゆる「氷菓」です。
冷たいスイーツのもっとも古い記録はかの「枕草子」だといわれています。
「あてなるもの (中略)…削り氷にあまずら入れて、あたらしきかなまりに入れたる」
「あてなる」は雅やかで上品なこと、「かなまり」は金属製の器、「あまずら」とはツタの樹液を煮詰めて作る甘味料の事です。
当時は冬の間に用意した氷を氷室という場所で保管し、貴族など限られた人たちが夏に味わっていたといいますから、大変高価な氷菓だったわけです。
そして時代は過ぎて明治時代。明治二年に横浜馬車道通りで「あいすくりん」として発売された物が日本初の「アイスクリーム」だと言われています。
ちなみに値段は一皿50銭。現代の価格に直すと8000円ほどになります。ちょっと庶民が一休みして…というわけにはいかなさそうですね。
「吾輩は猫である」の夏目漱石もアイスが大好物だったそうで、入院していた時に奥さんの親戚からアイスクリーム製造機を送られ夢中になったとか。
作品では「それから」や「こころ」にアイスクリームが登場するようです。また同時代の正岡子規も「一匙のアイスクリムや蘇る」と歌っており、これがアイスクリームを詠んだ初めての俳句になったようです。
ちなみに涼しげなソーダにアイスをぷかりと浮かべた「クリームソーダ」。この原型も生まれたのはやはり明治時代。明治35年(1902年)に資生堂薬局で販売された「アイスクリームソーダ」が原型となったようです。
ところでみなさんは、アイスに三種類あるのをご存じでしょうか。大きく分けるとこんな感じになります。
アイスクリーム 乳固形分50%以上 乳脂肪分8%以上
アイスミルク 乳固形分10%以上 乳脂肪分3%以上
ラクトアイス 乳固形分3%以上 乳脂肪分なし(植物性脂肪なので)
この成分の違いによって、微妙に舌触りや風味が異なるのですが、スーパーなどでアイスを買うときも、私はついこの成分の所を見てしまいます。
みなさんはどんなアイスがお気に入りですか? 今年の夏はまだ口にしたことのないアイスに挑戦してみるのも楽しいかもしれませんね。
それでは、また。
本日の動画
札幌市東区の就労継続支援B型事業所~アシタハレルヤ~ →ashita-hallelujah.com
Instagram →ashita.halelluja
X(旧Twitter)→ashita8080
Youtube公開中 →http://onl.bz/qackCF
アシタハレルヤでは利用者さんを募集しています(❁´◡`❁)
見学・体験はいつでも大歓迎!送迎などのご相談・質問も承ります。
また、公式youtube channel「アシタハレルヤ」は、職員や利用者さんが作成した動画が満載。
InstagramやX(旧Twitter)も力を入れていますので、是非ご覧になってくださいね♪