君はアメリカンドック派か、りんご飴派か

こんにちは、暑さにも寒さにも弱い過敏体質の人です。
蒸し蒸しと湿度が上がり、様々な生モノがカビる季節です。…が、札幌ではこの時期、おなじみの「北海道神宮際」が執り行われます。
「北海道神宮際」は北海道の発展を願い「三柱の御霊代」(神様が宿った依り代)を祀るお祭りとして斎行されました。それが時を経て明治四年より「札幌神社」となり、現在の円山に三柱を祀る社殿を置くようになりました。
現在の「北海道神宮」になったのは昭和三十九年からで、御祭神も「大国魂神」「大那牟遅神」「少彦名神」「明治天皇」と変わりました。
明治二十年(1887年)の渡御(「とぎょ」。神輿がお出ましになる事)では、「猩々(しょうじょう)が瓶より酒を飲む像」が飾り付けられた三丈(五・四メートル)の山車(だし)が練り歩いたそうです。
猩々というのは中国の想像上の動物で、オランウータンに似た姿(日本でいうところの狒々ですね)なんだそうです。先日、事業所のレクで円山動物園に行ったとき、オランウータンを見ることができましたが、明治のころから日本でもオランウータンらしき動物を見る機会はあったのでしょうか?(日本では1792年と1800年に長崎に輸入、1898年と1961年に恩賜上野動物園で飼育されたという記録が残っているようです)
祭りと言えばサーカスやお化け屋敷などの見世物小屋も風物ですが、札幌祭りに初めて見世物小屋が登場したのは明治二十五年(1892年)、木暮サーカスがトラを見せたのが始まりだそうです。トラは明治の札幌にも来ていたんですね。
この見世物小屋ですが昭和三十五年に火災が起き、それを機に見世物小屋や屋台などは当時の創成川河畔から現在の中島公園へと移ることになります。
この火災、定員を超えたサーカス小屋から突然火が出て、五十人以上の人が逃げ惑ったようです。そしてこの時、出番の為に鎖を外されていたゾウが創成川を渡って人家に飛び込む一幕もあったとか。なんともすごい絵ですね。映画か漫画、小説にでもしてみたくなるようなエピソードです。
さて、近年ではサーカスやお化け屋敷もめっきりと減りましたが、お化け屋敷やサーカスの小屋を見ると今でも子供のころの怖かった記憶や、球体の中を走るバイクのアクロバットを思い出します。
今年は多分足を向けないと思うので、ニュースに映る人出と店頭に並ぶお面の映像を見ながら季節の風物を楽しみたいと思います。
それでは、また。
本文中に少しだけレクの話が出ましたが、こちらは事業所内でのレクの様子です。是非ご覧ください。
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